垂直 と 直角 の違い
90度の角度を直角という。
1周は360度である。
0度から360度の間には、11度、23度、87度など様々な角度がある。
その中で90度を特別に直角と呼ぶのである。
一方の垂直は2直線が直角で交わっている状態のことだ。
90度の角を示して「何度ですか？」と聞かれたとき、「直角です」と答えるのはいいが、「垂直です」ではおかしい。
「この直線はどういう状態ですか？」という質問であれば、「垂直です」が正しく「直角です」では変だ。
2直線がどんなに延ばしても交わらない状態を平行という。
これに対し、2直線が交差する角度が直角であれば垂直になる。
平行と垂直はペアになる言葉である。
平行と直角はペアではない。
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