ステップ気候 と サバナ気候 の違い

ステップ気候は乾燥帯に属するが、サバナ気候は熱帯に属する。

世界の各地域を気候によって、温帯、乾燥帯、熱帯のような分類したものをケッペンの気候区分という。
ドイツ人の気候学者ケッペンが、考案したものだ。

その中の一つ「乾燥帯」は、ステップ気候と砂漠気候に細区分される。
ステップ気候の「ステップ」とは、ドイツ語で草原の意味である。

乾燥帯の中でも比較的降雨があるため、植物が自生できる地域がステップ気候である。
雨季には少量の雨が降るのもステップ気候の特徴だ。

ステップ気候に属する都市には、デリー(インド)やアリススプリングス(オーストラリア)がある。

熱帯はさらに熱帯雨林気候、熱帯モンスーン気候、サバナ気候、熱帯夏季少雨気候に分類される。

最も寒い月でも平均気温が18℃以上でヤシが生育できる地域である。
サバナ気候はサバンナ気候とも表記される。

サバナ気候に属する都市には、ホーチミン(ベトナム)、バンコク(タイ)、ダーウィン(オーストラリア)がある。


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