雷 稲妻 雷鳴 の違い

雷は雲に蓄えられた電気が放出される自然現象だ。 雷のとき、ピカっと光るのが"稲妻"、ゴロゴロとした音が"雷鳴"である。

雲に蓄えられた電気の放電現象
稲妻雷のピカっと光る輝き
雷鳴雷のゴロゴロとした音

空気は電気を通さない。 100万ボルトの高圧送電線の下にいても人間は感電しないし、コンセントに手を近づけてもビリビリと感じない。
空気は絶縁体なので、直接ふれない限り感電しないのだ。

雲は電気をため込むことができる。 雲の電圧が1億ボルト位まで高まると、空気も耐えきれず絶縁破壊し電気を通してしまう。
この現象が雷だ。

雷によって生じるのが、稲妻と雷鳴である。

稲妻

もともと空気は電気を通さない。 ところが、空気中の水分や漂っているホコリの影響で、絶縁破壊しやすい部分がある。
雷は空気中を少しでも通りやすい経路(少しでも絶縁破壊しやすい方向)を探しながら地上に向かう。

この結果、雷の経路はジグザクになるのだ。
雲から地上へ直線で進むのではなく、絶縁破壊しやすいルートを選びながら地上に向かうのでジグザクになるのである。

なお、雷の発光は電気が光っているのではない。
電気の経路にある空気が光っているのだ。

雷鳴

本来、空気は電気を通さないが、あまりにも大きな電圧に耐えきれず絶縁破壊を起こし電気を通してしまう現象だ。
空気中を電流が走ると、そのルートに稲妻が発生する。
このルートの周辺は電気の影響で加熱され空気が音速以上のスピードで急膨張する。

この急膨張が衝撃波となってゴロゴロとした"雷鳴"になるのだ。
時々、雷が落ちた音が"雷鳴"だと思っている人がいるが、それは誤解である。


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