旗本 と 御家人 の違い
徳川幕府直属(直参)の家来の中で、上のランクが旗本、下のランクが御家人である。
旗本には将軍が出席する儀式などに参列する資格があったが、御家人には資格がなかった。
旗本
石高は1万石未満である。
旗本の領有は知行所と呼ばれていた。
旗本の語源は戦国時代に遡り、主君の軍旗を守る集団の意味であった。
御家人
御家人は下級官吏(与力や同心等)としての役割を持っていた。
馬に乗ることは認められなかった。
有能であれば旗本が負うべき役職に任命される場合があり、さらにそれが3代続けば旗本の家格になることもできた。
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