砂漠 と 砂丘 の違い

砂漠とは地域を指す言葉で、砂丘は地形を指す言葉である。

砂漠は沙漠とも書き、年間の降雨量が250ミリメートル以下との、砂や岩石の多い地域のことだ。
砂ばかりではなく、土ばかりの砂漠や石ばかりの砂漠もある。

一方の砂丘は、風の作用で運ばれた砂が堆積した丘状の地形のことである。

このため砂漠という地域の中に、砂丘という地形が出現していることもある。

砂漠

空気中の水分が乏しいため気温の日較差が激しい。植物もほとんど生育しない。
砂漠は砂ばかりとは限らない。
南極大陸は、全体が砂漠とみなされている。

砂丘

日本国内で最も広い砂丘は、鳥取砂丘ではなく猿ヶ森砂丘だ。
猿ヶ森砂丘は、青森県の太平洋側に広がる砂丘であるが、砂丘全体が自衛隊の(弾道試験場)になっているため、立ち入り禁止となっている。

このため、日本一でありながら、一般にはあまり知られていない存在になっている。


スポンサードリンク

このページのTOPへ