しもやけ と あかぎれ の違い

寒い時期に、急な温度変化が原因で、手や足が痒くなったり、痛むのがしもやけだ。
これに対してあかぎれは寒い時期の乾燥が原因でおこる皮膚のひびわれである。

寒い季節、皮膚の内部で起こるのがしもやけもやけで、皮膚の表面で生じるのがあかぎれである。

しもやけ(霜焼け)

寒い時には血行が悪くなる。
手足が冷えているときに急に温めると、脳は血流を上げようと指令を出すが、末梢の血管は指令に追いつけない。

このギャップが原因となり、神経が刺激され痒みや痛みが生じるのだ。
これがしもやけである。

しもやけは、冷えやすい手や足、鼻の尖端で興りやすい。

寒い外から帰ってきて、いきなり手を温めるとしもやけになるから、注意が必要だ。
乾燥したタオルで手をくるむなど、急に温めないようにする。

しもやけは、凍瘡(とうそう)ともいう。

あかぎれ

皮膚が乾燥してカサカサになり、亀裂ができている状態があかぎれだ。
ひどいあかぎれは、血がにじむようになる。

水仕事が多いと、あかぎれになりやすい。

なお、あかぎれを漢字で書くと「皹」と「皸」の二種類がる。
"皮"と"軍"の組み合わせで、左右が(部首と旁が)入れ換わっても同じ意味で同じ読みだ。


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