倉 と 蔵 の違い

も「くら」と読むが、元々の意味が違っていた。

倉は穀物(米や麦)を保存しておく屋根のある建築物を意味していた。
だから「食」と「口」を組み合わせた漢字なのだ。

やがて倉の意味の範囲が広がり、穀物に限らずモノを保管しておく場所や建物を指すようになった。
"倉庫"などがその例だ。



には草で覆って隠しておく場所の意味がある。
このため草かんむりになっている。

現代では隠しておくというニュアンスは弱くなったが、重要なモノを保管しておくという意味は残っている。
"貯蔵"・"蔵書"などがその例である。


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