ドライアイス と 氷 の違い
水を0度以下に冷やして固体にしたものが氷である。
これに対し、ドライアイスは二酸化炭素をマイナス約80度以下に冷やして固体にしたものだ。
氷を溶かすと液体(水)になるが、ドライアイスは液体ではなく気体(二酸化炭素)に変化する。
このように固体から直接気体になる現象を昇華という。
なお、ドライアイスが気化すると、体積は約750倍になる。
このため、容器に密封すると破裂する。
また、凍傷を起こすので、ドライアイスに直接触れてはならない。
食品を持ち帰るときに、保冷材としてドライアイスが利用される場合がある。
これらドライアイスを処分するときは、風通しのよい場所を選んで放置し気化させればよい。
二酸化炭素が充満すると酸欠になるので、密閉された場所での処分は危険である。
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