軟式テニス と 硬式テニス の違い
軟式テニス・硬式テニスという呼び方は、ボールの硬さに由来する。
ボールの違い
軟式テニスのボールは柔らかくて軽い。
一方、硬式テニスでは、黄色いフェルトで包まれた硬いボールを使用する。
硬式テニスのボールは重量もあるので、打てばボールのスピードも速く、風や雨の影響も受けにくい。
テニスはもともと、硬式のボールであった。
硬式のボールを安価に量産することが難しかったので、テニスの普及にともない軟式テニスが考えられたのだ。
ラケットの違い
硬式テニスのボールは重量があるためく、ラケットにも強度が求められる。
そのため、ラケットが重くなるだけでなく、ガット(ラケット面の網)のテンション(張力)も強い。
ポイントの数え方
軟式テニスではポイントを、ゼロ・ワン・ツー・スリー・フォーとカウントする。
0点、1点、2点、3点、4点と言っているのと同じなので、分かりやすい。
これに対し硬式テニスのポイントは独特だ。
ラブ(0)・フィフティーン(15)・サーティ(30)・フォーティ(40)とカウントする。
硬式テニスも軟式テニスも、1ゲームは4ポイント先取り勝敗が決まるのは同じだ。
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