比率 と 割合 の違い

ある学校で、男子生徒数は75名、女子生徒数は25名だったとする。
生徒数は75名+25名=100名だ。

これを例に比率と割合の違いを考えてみよう。

比率

男子生徒と女子生徒の比率は75:25、つまり3:1である。
このように比率を求めるときには、生徒数(100名)は出てこない。
比較したい量どうしで比率を求めればいい。

男子生徒の数を、女子生徒の数との比較したのであって、全体(生徒数100名)と比較したのではないのだ。

割合

割合になると生徒数(100名)が登場する。
男子生徒および女子生徒の割合は、それぞれ75%、25%となる。

割合では、男子生徒の数を、女子生徒の数と比較していない。
全体(生徒数100名)と比較したのである。

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