音読 と 朗読 の違い
音読
音読と朗読の違いは、文部科学省のサイトで確認できる。
音読は声に出して読むことである。
これは、声に出さずに読む黙読の対義語だ。
なお、黙読は明治以降に普及した読み方であり、それ以前の読書は音読が一般的であった。
明治初期には、「音読禁止」を規則としている図書館も多かったようだ。
それだけ、音読の習慣が根付いていたのだろう。
朗読
朗読は音読以上に高いレベルの読み方である。
まず、正確で、はっきりと、流暢(りゅうちょう)でなくてはならない。
しかし、それだけでは朗読のレベルではない。
これに加えて、作品の価値や特性を、音声で表現できて朗読となる。
声に出して読めば音読だが、表現まで含めて朗読なのだ。
必然的に、相手に聴かせるのが朗読の目的となる。
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