ひまわり と アメダス の違い

ひまわり(気象衛星)

宇宙空間から、地球の気象を観測する人工衛星を気象衛星という。
ひまわりは、日本が運用している気象衛星の名前だ。

宇宙から撮影した雲の様子など写真を送ってくる。
赤道上空3万6,000キロメートルに設置された、雲撮影用のカメラだと言えそうだ。

アメダス

日本国内の各地(約1,300か所)に設置された、無人の気象観測施設とそのネットワークがアメダス(AMeDAS)だ。
「地域気象観測システム」ともいう。

それぞれの気象観測施設が測定した気象データ(温度、湿度、気圧、風向、風速、日照時間等)は、ネットワークを介して集計される。
平均して約17キロメートル間隔で設置されているため、観測データの精度は高い。

雪の多い地方に設置された施設(約320か所)では、積雪も観測することが可能だ。

アメダスは1974年から運用されている。

アメダスが気象衛星だと思っている人がいるが、それは誤解だ。
アメダスは地上の施設であって、宇宙には行けないし、飛ぶこともできない。

スポンサーリンク

このページのTOPへ