レバー と 砂肝 の違い
砂肝
砂肝(すなぎも)は消化器官の一種である。
鶏は歯がないため、エサを丸のみする。
丸のみしたあと、消化のために胃袋の一部でエサを細かくすりつぶす部分がある。
この部分を砂肝または砂嚢(さのう)という。
砂肝の中から、鶏がエサと共に飲み込んだ砂や小石が出てくることが多い。
これら砂や小石は、砂肝の中でエサを細かくする役割にも寄与している。
砂肝もレバーと同様に鉄分を多く含んでいるように思えるが、実際にはレバーの3分の1くらいしか含んでいない。
レバー
レバーは肝臓のことだ。
肝臓は代謝や解毒など様々な役割を負っているが、胃や腸と違って食べたものが通過していく臓器ではない。
つまり、消化器官ではないのだ。
鶏肉に限らず、豚肉、牛肉にもレバーがある。
豚肉、牛肉には、砂肝がない。
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