寝る と 眠る の違い

寝る

立てかけたままにしてある棒が倒れると危険だ。
このような危険を回避するためには、最初から棒を寝かせておけばいい。

「寝かせておく」とは「横にしておく」ことを言う。
このことから、寝るには「横になる」という意味があることが分かる。

「寝ながら本を読む」と言ったら、横たわって本を読むことの意味だ。
つまり「寝る」には、必ずしも睡眠は含まれていない。
「寝る」の対義語は「起きる」であり、「覚める」ではない。

眠る

「寝ながら本を読む」はあるが、「眠りながら本を読む」はない。
眠るとは、睡眠のことなのだ。

混在した電車の中でつり革につかまったまま眠うことがある。
机に伏して眠ってしまうこともある。
このことから、「眠る」には必ずしも横になるという動作は含まれていない。

「眠る」の対義語は「覚める」であり、「起きる」ではない。

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