選挙権 と 投票権 の違い
選挙権
役職者や責任者を、立候補者の中から多数決で選ぶことを選挙という。
だれもが選挙に参加できるわけではなく、選挙権のある人だけが選出に加われる。
このように選挙での多数決に参加できる権利が選挙権だ。
選挙での多数決にあたり、選挙権がある人は、自分が推したい候補者を投票する。
投票権
選挙に参加する権利は、選挙で投票する権利でもあるので、選挙の場合、選挙権は投票権と言っていい。
しかし、投票は選挙以外でも行われる。
新たにオープンする市民ホールの愛称を、複数案の中から市民による投票で選ぶケースがある。
この場合、市民に投票権があるとは言うが、選挙権があるとは言わない。
選挙権は人を選ぶための権利だが、投票権は人だけが選ばれる対象とは限らない。
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