染料インク と 顔料インク の違い
インクジェットプリンタのインクには、染料インクと顔料インクがある。
染料インクも顔料インクも液体だ。
この液体の中に溶けている、色の粒子の違いによって、染料インクと顔料インクがある。
顔料インク
顔料インクは粒子のサイズが大きい。
このため、用紙上に乗っても用紙の繊維の間を通って、用紙の内部へと浸透しにくい。
用紙の表面で定着して色を出すのだ。
染料インク
これに対し、染料インクは粒子のサイズが小さいため、用紙の内部へと浸透する。
用紙の内部へと浸透するということは、染料インクはにじみやすく、他の色を混ざりやすいことを意味している。
これにより、多彩な色を表現しやすくなる。
ただし、浸透しやすい用紙とそうでない用紙で、発色に違いがでる。
反対に、顔料インクはにじみにくい。
これにより、用紙の種別を選ばずに、詳細な絵を表現しやすい。
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