気付と御中の違い

御中

担当者名や個人名が分からないまま、会社に郵便物を送るときに御中(おんちゅう)を使う。

次のような例がある。

△△株式会社御中
◎◎株式会社総務部御中
◇◇株式会社東京支店御中

雑誌の懸賞にハガキで応募する場合、ハガキを実際に受け取る雑誌社の担当者の氏名は分からない。
だから、ハガキには「▽▽雑誌社懸賞係 ◎◎様」とは書けず、「▽▽雑誌社懸賞係御中」となる。

気付(きづけ)は、相手の住所ではなく、相手の立ち寄り先、滞在先に送り、相手に渡してもらうときに使う。

入院中の友人(Aさん)に手紙を送る場合、宛先は次のようになる。
◎◎病院気付 A様

仕事で他社に長期滞在している社員(Bさん)に送る場合は、次にようになる。
◎◎株式会社総務部気付 B様