元旦 と 元日 の違い

1月1日のことを別名で元日という。
これに対し、元旦は元日の朝のことだ。

国民の祝日は「国民の祝日に関する法律」によって定められている。
これをみると、元日は1月1日となっている。 5月5日がこどもの日とイコールであるように、1月1日は元日とイコールなのだ。

「元」には「最初」という意味がある。
最初の日だから元日なのだ。

元旦の「旦」の文字は、横線の上に「日」がある。
これは、水平線上に太陽が出ているシーン、つまり朝を表現しているのだ。
元旦は元日の朝、せいぜい午前中までの範囲である。

元日は1月1日全体24時間をカバーするが、元旦は数時間しかカバーしていないのだ。
「元旦の朝」と言ったら「元日の朝の朝」という意味になってしまうので誤用である。

1月元日や1月元旦という表現も時々目にするが、間違いである。


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