文書 と 文章 の違い

文章

文をつなげて書くことで、まとまった内容を表現したものを文章という。
文を使って意味を表せば文章だから、「このメールの文章は分かりにくい」とか「ホワイトボードに文章を書く」などと表現する。

作文や日記、手紙に書かれる内容も文章だ。



文書

文書とは文章を書いた書類のことだ。
文書は必ずしも「紙」である必要はなく、最近ではPDFやHTML(WEB)も文書に含まれる。

1つの文書には文章だけでなく、図やグラフ、写真、イラストが配置されていることがある。
しかし文章は文の連なりなので、図やグラフが入ることはない。

文章を添削してもらえば、漢字の誤りや用語用法の間違いを指摘されるだろう。
文書を添削してもらえば、文章のチェックに加えて、「グラフの軸の取り方がおかしい」とか「図が小さすぎ」等のダメ出しがあるかもしれない。

公文書偽造とは言うは、公文章偽造とは言わない。

ホワイトボードに文章を書くことはできるが、それを文書とは言わない。
書類ではないからだ。


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