主格補語 と 目的格補語 の違い

主格補語と目的格補語の違いは、5文型で確認することができる。
5文型の中で補語(C)が登場するのは、第2文型と第5文型だけだ。

第1文型S+V
第2文型S+V+C(主格補語)
第3文型S+V+O
第4文型S+V+O+O
第5文型S+V+O+C(目的格補語)

第2文型で使われる補語主格補語、第5文型に現れる補語が目的格補語である。

主格補語

次の例文は第2文型である。Heが主語、doctorが補語だ。
He is a doctor. (彼は医師である)

第2文型で主語と補語はイコールの関係にある。
この例文では「He」イコール「doctor」となる。

第2文型で使われる補語は、主語と等しい。
だから、第2文型の補語を主格補語という。


目的格補語

次の例文は第5文型である。Iが主語、bookが目的語、interestingが補語だ。
I found the book interesting.(私はその本が面白いと思った)

第5文型で目的語と補語がイコールの関係になる。
この例文では「book」イコール「interesting」であって、「I」イコール「interesting」ではない。

第5文型で使われる補語は、目的語と等しい。
だから、第5文型の補語を目的格補語という。

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