小寒 と 大寒 の違い
二十四節気の23番目が小寒、24番目が大寒である。
大寒は二十四節気のラストなのだ。
地球は太陽の周囲を1年かかって1回公転する。
この様子を地球上から観察すると、太陽が天球上を1周しているように見える。
春分点を出発点した太陽は、天球上を進み半年後に半周して(180度移動して)秋分点に到達する。
次の半年間で半周し再び春分点に戻ってくる。
一年で一周360度回ったことになる。
この一周360度を15度ごとに24等分したものが二十四節気だ。
太陽が春分点の方向から285度離れた位置に来た時が小寒、300度離れた位置なら大寒となる。
小寒(しょうかん)
二十四節気の小寒は、毎年1月5日か6日である。
小寒はいよいよ寒さが厳しくなる時期の始まりを示している。
小寒から立春の前日までの期間を寒(かん)という。小寒から寒に突入するので、小寒の日を「寒の入り」という。
寒中見舞いは寒の間に出す。
大寒(だいかん)
二十四節気の大寒は、毎年1月20日か21日である。
大寒は寒(かん)の中央にあり、一年で最も寒い時期とされている。
大寒のころに生まれた卵は寒卵といい縁起物とされている。
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