表意文字 と 表音文字 の違い
意味を含んでいる文字を表意文字という。
「意味を表す文字」だから表意文字なのだ。
表意文字の代表例は漢字だ。
これに対して、文字そのものに意味が含まれていない文字を表音文字という。
アルファベット、ひらがな、カタカナが表音文字の例である。
表音文字の文字数に対して、表意文字の文字数は圧倒的に多い。
アルファベットは大文字小文字を合わせても52文字だ。
一方の漢字は5万〜10数万文字もある。
表音文字の文字数は、人間が発声したり、聞き分けたりできる音声の数ほどしかない。
しかし、人間が扱う概念はさまざまであり、数は無限と言ってもいいだろう。
そのため、表意文字の数は多くなってしまうのだ。
世界の言語の種類で見ると、多数派は表音文字だ。
表意文字の種類は極めて少数である。
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