ビルマ と ミャンマー の違い

ミャンマーは昔「ビルマ」といった。
米国のニュースサイトでは、今でもミャンマーを「Burma」(ビルマ)と書いている。

1989年に、ビルマの軍事政権が国名を「Union of Myanmar」(ユニオン・オブ・ミャンマー)に変更した。
これをきっかけに、国連などもこの国の表記を「Myanmar」とした。

日本政府もこれにならって、日本語表記を「ビルマ」から「ミャンマー」に変更したのである。

なぜ、米国のニュースサイトでは、旧国名の「ビルマ」と書いてあるのか?

米国や英国はビルマの軍事政権そのものを認めていないのだ。

当然、軍事政権による改名を認めていない。
米国のマスコミにとって「ビルマ」は旧国名ではなく現国名なのである。

民主化運動の指導者を軟禁し、市民運動を武力で弾圧し、他国のジャーナリストにも発砲するような政権である。
日本語表記を「ミャンマー」としておくことに、疑問を感じずにはいられない。


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