快晴 と 晴れ の違い

気象庁のサイト で確認すると、「快晴」と「晴れ」の違いが分かる。
「快晴」と「晴れ」の違いは雲量で決まるのだ。

空がすべて雲で覆われている状態が「雲量10」、雲がまったくない場合が「雲量0」である。
雲量が0または1の状態を「快晴」と読んでいる。



雲が10パーセントであれば、それでも快晴なのだ。

雲量が2〜8の場合が「晴れ」、雲量が9、10でれば「曇り」である。

気象庁のサイトで見て驚くのは、「快晴は予報文には用いない」ということだ。
つまり、気象庁が「翌日は確実に快晴である」と確信していたとしても、「明日は晴れるでしょう」と予報するのである。

「晴れ」と予報して、実際は「快晴」だったとしても、苦情を言う人はまず居ないだろう。
「快晴」と予報して、ちょっとでも雲があったら「快晴じゃない!」とクレームが入るかもしれない。
このような理由で快晴が予報文に使われないのだと思う。

天気図記号で快晴は「○」で示す。
天気図に「○」が使用されているのを見かける。
これは過去の天気図なので、快晴を使っているのである。

気象庁のサイトよ読んでいて、一つ疑問が残った。
快晴・晴れ・曇りは雲量で決めている。
この基準は夜間にも適用できるのであろうか?

夜中の2時に雲量0だった場合、それを快晴と呼ぶとは考えにくい。
その答えはまだ見つかっていない。



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