トラック と ダンプカー の違い

貨物を運ぶ自動車をトラックという。
運転席と荷台が分離しているタイプだ。
宅配便のクルマや、酒屋さんが使っている軽トラ、引越し業者のクルマも皆トラックである。

砂利や土砂を運搬するクルマをダンプカーと呼んでいる。
砂利や土砂も貨物であることには違いない。
ダンプカーもトラックの一種なのだ。

ダンプカーは和製英語で本当は「ダンプトラック」という。
(例えば、英語版のWikipediaではDump truckとなっている。)
「ダンプ」は「投げ捨てる」という意味を持つ。
ダンプカーは砂利や土砂を捨てるとき、荷台が傾斜して、積載物を一気に下ろす。
だから「ダンプ」なのだ。

砂利や土砂を、いちいちスコップで下ろしていたら、能率が悪い。
このような作業のためにダンプがある。

トラックの中で、積載物を一気に下ろすタイプをダンプカーというのである。

もし、引越し業者がダンプで家財道具を運搬したらたまらないとになるだろう。


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