都市ガス と LPガス の違い
都市ガスは、埋設されたパイプラインを用いて、各家庭に供給されるガスで、天然ガスが利用されている。
天然ガスとは、地下から噴出したガスでメタンを主成分にしている。
これは軽いので、ガスモレを起こすと、上昇する。
LPガスは石油を精製するときに、余剰物として発生するガスを利用したものだ。
精製というプロセスを経るので天然ではない。
LPガスは、プロパンやブタンを主成分にしている。
そのため、メタンの都市ガスよりも熱量が高い。
LPガスは重い。 もれると床面に滞留するので、注意が必要である。
LPガスは、ボンベで供給される。
ボンベの中身は気体ではなく液体だ。
プロパンやブタンは加圧すると液化する。
液化すると体積が減るので、貯蔵しやすいのだ。
一方の都市ガスを液化するのは容易ではない。
マイナス約160度くらいに冷やさないと液化しない。
従って、気体のまま供給せざるを得ない。
そのため、パイプラインで供給されるのだ。
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