震度 と マグニチュード の違い
地震が起こると「マグニチュードは3.4、各地の震度は・・・」と報道される。
一度の地震でマグニチュードは1つしかないが、震度は場所によって異なるのだ。
地震は地中深くで発生する。この場所を震源という。
震源で発生した地震の波は地中を伝わり地面を揺らす。
この地面の揺れの度合いが震度だ。
これに対し、震源での規模をマグニチュードという。
一度の地震で震源は一つなのでマグニチュードは一つしかないが、地震波の伝わる先は広範囲なので、震度は地域によって異なっているのだ。
震源の位置が同じなら、マグニチュードが大きいほど各地の震度は大きくなる。
マグニチュードと震度の関係は、電球の明るさと部屋の明るさの関係に例えることができる。
電球の明るさは一定でも、受ける光量は場所によって異なり、光源に近いほど明るい。
光源がマグニチュード、受ける光量が震度に相当する。
震度は揺れの大きさに応じて震度0〜震度7に区分される。
さらに震度5と震度6は強・弱の二段階になっているので、震度は10段階で表現されることになる。
これを震度階級という。
マグニチュードは、震源で放出されるエネルギーをもとに計算される。
マグニチュードが1あがると、震源のエネルギーは約30倍になる。
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