銀河系 と 太陽系 の違い

太陽とその周囲を回る天体のまとまりが太陽系。太陽を含む恒星の大集団が銀河系。

地球は太陽を周りを公転する。一周に必要な期間が一年間に相当する。
太陽を公転する天体は地球だけではない。火星は2.4年、木星は12年。水星は88日間で太陽を一周する。
これら惑星以外にも彗星や小惑星が太陽の周囲を回っている。

太陽と太陽の周囲を回る天体をまとめて太陽系という。
長らく冥王星が太陽系の最外部だと思われていたが、その先にもカイパーベルト天体とよばれる天体が多数存在していることが分かった。
太陽系のサイズは100天文単位に及ぶ。

太陽のように自ら輝く天体を恒星という。
太陽を含む約2000億個の恒星の集団が銀河系だ。

銀河系は渦を巻いた円盤型だ。
その直径は10万光年、中心部の厚さは3万光年もあり、太陽系は銀河系の中心から3万光年の場所にいる。

地球人類は銀河系の内側にいるので、銀河系の全体像を見ることができない。
反対に銀河系を内側から眺めた姿が天の川だ。
天の川は天球を一周する恒星の密集エリアである。

宇宙には銀河系以外にも、銀河系に似た恒星の大集団が無数にある。
これらを銀河と呼ぶ。
銀河系は銀河の一つにすぎない。


スポンサードリンク

このページのTOPへ