裁判所 と 法廷 の違い

裁判所とは裁判を行う機関/役所の名前、同時に裁判を行う建物の名前である。

裁判所の建物の中には、待合室もあれば、承認の控室もある。トイレもある。
様々な部屋がある中で、裁判を行う部屋もある。この裁判を行う部屋を法廷という。

裁判所と法廷の違いは、学校と教室の違いをイメージすると理解しやすい。

裁判所

日本全国の裁判を一か所で行うことは不可能だ。
そのための裁判所は日本の各地に散らばっている。

重たい事件もあれば、そうではない事件もある。
そこで、最高裁判所をトップとして、各地、各種の裁判所がピラミッド構造となっている。

最高裁判所以外はすべて下級裁判所としてくくられている。
高等裁判所なのに、下級裁判所なのだ。

最高裁判所全国で1つ
下級裁判所高等裁判所全国で8つ
地方裁判所全国で50
家庭裁判所全国で50
簡易裁判所全国で438

法廷

裁判所で裁判を行うのだから、裁判所には必ず法廷がある。

最高裁判所の場合は大法廷と小法廷がある。

もし、裁判所(という機関)の判断で、裁判所(という建物)以外の場所で裁判を行う場合は、そこを法廷とする。

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